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執筆者の写真西会津国際芸術村

7/16 10:00 台南市制作チーム 出発

台南市の制作チームの二人、劉仁達さんと薛婉綺さんが西会津を離れました。 7/10に来日、14日の夜遅くまで制作にかかりきりで、15日に無事オープニングを迎えましたが、翌日には出発のスケジュール。 2月に一度、冬の西会津には来てくださっていたのですが、 もう少しゆっくりと西会津の様々な場所をご案内できたら、、、と思いました。 短い時間での制作展示、本当にありがとうございました。 お二人には、台南市政府主催のもと、日本統治時代に台湾南西部に建設された水利施設「嘉南大圳 」を紹介する特別展「土川博物館」を短い時間でわかりやすく伝えるよう工夫して展示を制作いただきました。嘉南大圳は日本人技師、八田與一が設計し、1930年に完成した農業用水利施設で、嘉南平原を台湾最大級の穀倉地帯に変えました。 日本の食糧難に備えて統治国を耕したという複雑な事情も重なり、

この物語には日本と台湾の関係性をより深く考えるきっかけになるものが沢山含まれています。


環境デザインの視点での水資源の利用は西会津との共通の視点であるということもありますが、それ以上に、土地と食料、技術と文化など、そこから共に歩んでいくことがどうできるかということを考える素晴らしい機会を与えていただきました。 西会津の和紙と西会津在住アーティストである滝澤さんとのコラボレーションによって展示を構成するというアイデアをくださり、実践したくださったことにも、台湾ー西会津の新たな文化交流の兆しを産んでくださったと感謝しております。 ありがとうございました。



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